スプレッドシートから商品情報を読み出す

こんにちは、シュンです。

メルカリへの出品自動化はできそうだということが分かりました。
しかし、設定項目が多いです。
商品名、詳細、カテゴリ、価格などなど。
そこで先にスプレッドシートから設定項目を読み出せるようにしました。

フリマ出品は設定項目が多い

メルカリに出品する際に入力する項目は実に14個もあります。

  1. 商品名
  2. 商品の説明
  3. カテゴリ
  4. サイズ
  5. ブランド
  6. 商品の状態
  7. 配送料の負担
  8. 発送元の地域
  9. 発送までの日数
  10. 価格
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メルカリへ自動出品する商品は無数にあります。
毎回プログラムを書き換えていたのでは効率が悪すぎます。
スプレッドシートに入力情報をまとめて、それをまるごと読み込むようにしましょう。

スプレッドシートに入力したデータを使えるようにしよう

14項目をカラムに並べます。
今回は↓のようなスプレッドシートシートになっています。
メルカリ出品時の商品情報スプレッドシートサンプル 1行目がヘッダ(タイトル行)で、2行目以降が内容です。

実装の仕方

  • 言語: Python3.6.4
  • ライブラリ: xlrd

Pythonにはエクセルファイル(xlsx)読み込みようにxlrdというライブラリがあります。 インストールも使用法も簡単なのでこちらを使います。

xlrdのインストール

pip install xlrd

エクセルファイル(xlsx)の読み込み

先ほどのサンプルスプレッドシートを読み込むプログラムです。

import xlrd
import sys

def main():
    fname = sys.argv[1]
    book = xlrd.open_workbook(fname)
    sheet = book.sheet_by_index(0)

    # 商品名(2行目, 1列目)
    product_name = sheet.cell_value(1, 0)
    print(product_name)

    # 詳細
    detail = sheet.cell_value(1, 1)
    print(detail)

    # カテゴリ
    category = sheet.cell_value(1, 2)
    print(category)

if __name__ == "__main__":
    main()

実行結果

$ python excel_reader.py ~/Downloads/自動出品マスタ.xlsx 
レザージャケット
美品です。
定価は1万円でした。
2年前にパリで購入しました。
レディース
トップス
Tシャツ/カットソー(半袖/袖なし)

ちなみに、俺は商品情報はGoogleSpreadSheetで管理しています。
エクセルファイルが欲しい時にはxlsxとしてエクスポートする機能を使っています。