『超一流の雑談力』読書案内
読むべき? or スルー?
以下の人は一度読む価値あり。
- 他人との会話について一度も学んだことがない人
- ブログなどでの情報発信の仕方に悩んでいる人
それ以外の人はスルーでOK。この本オリジナルの内容は特に無い。
感想
本書を読む前に俺が想像していた「雑談」のイメージは本題に入る前のくだらない会話というものだった。
しかしそのイメージは180度変わった。
無意味に展開されるものではない。
「互いに信頼関係を築き始める」という目的のあるものだ。
既に気心知れた友人との他愛ない会話は確かに「雑」かもしれない。
一方で、この本がテーマとする初対面の人との"雑談"にはもっと違う言葉が必要だろう。
また、本書では雑談のための38のティップスが紹介されている。
それがブログを書くティップスにそのまま当てはまることに驚いた。
きっと初対面の人との会話はブログと似たような関係にあるんだろう。
引用
『超一流の雑談力』文響社 安田 正
雑談の中に目的を置くと、その方向に向かって相手のキーワードをうまく拾って会話を広げることができます
さわやかに「よろしくお願いします」と伝えることで、相手と話すことを許される状態をつくる。
「タテ」と「ヨコ」の意識がない人は、このように雑談のラリーが続きません
違うジャンルで常時5〜6個。ある程度古くなったエピソードは入れ替えていくように
自分が生活の中でがんばっていること、こだわっていることを褒められれば、誰だって嬉しい...そういうときに、「何か特別なことをされているんですか?」というフレーズは相手の欲求を刺激してくれます
「モノそのもの」ではなく「モノを持っている人」に話題をフォーカスできると、そこに込めた思いやストーリーなどが聞ける
雑談の中で「なぜ?」という質問は避けるようにしてください
丁寧に質問することに加え、自分の解釈や意見、あるいは関連しそうな情報を足してたずねることです。
その日に人と出会って会話をした直後、何を話したか記録をする。
最近あった出来事にちょっと盛ってみる練習を
仮に自分が正しそうな場面でも、「それはうかつでした!」と、相手の主張を飲み込むのが正しい対処情報
自分に興味がある人のことを人は嫌いになれない
思いが伝わる手みやげであることが大切です
雑談から本題への自然な移行。その最大のコツは「あくまでも雑談からヒントを得た体」で行うこと
- 作者: 安田正
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/05/20
- メディア: 単行本
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